2025-11-18
お布施のし袋って何色がふさわしい?:笠間市一心寺・よく聞かれること

一心寺にご相談に来るときに、お布施やお礼を包む袋を、どういうものにするのか悩んでいる方々がいらっしゃいますので、少しご案内したいと思っております。
この記事を書いた人:住職さん(ご相談担当)
>>>プロフィール
LINE|Instagram|X
大まかに2種類・慶事と弔事ののし袋がある
ざっくりと大まかに分けていきますと、2種類に分かれます。
- 結婚出産などお祝い事があって包む「ご祝儀袋」
- ご葬儀などの不幸があって包む「不祝儀袋」
ご祝儀は赤色・不祝儀は黒色や灰色
お祝い事の場合は赤いのし袋を使います。葬儀や法事などのお悔やみの場面になった時は、黒や灰色、薄紫色などののし袋に包んでご挨拶に行くのが通例となっています。
一心寺でのご相談お礼は赤いのし袋で

お寺にご相談に行くときに、サイト内の説明で「お布施」とか「気持ち」などの説明がされているので、みなさん迷う方も多いのですが、上の画像の通り、赤いのし袋で包んでいただいてます。
なぜ赤い袋かというと、黒や灰色で包む場合は、どなたかが亡くなったり、不幸が起こった場面で包むからで、ご相談では亡くなった方が目の前にいらっしゃらないから、不祝儀袋を使用しません。
良いことが迎えられるよう願いを込めて「赤いのし袋」に
お寺さんだからといって、毎日のように不幸が続いているわけでもありませんし、ご相談をする方からすれば、悩み事が深かったり、とても困っている方が聞いてもらいたくておいでになります。これから前向きに良い方向に向かっていただくためにも、今後祝い事などの良いことが迎えられるよう願いを込めて「赤いのし袋」に包んでいただいてます。
まとめ
ということで、今回はご相談のお礼を包むのし袋についてお届けいたしました。
まとめますと、
- お寺への謝礼だけど「赤いのし袋」で
- 実際に不幸ごとが目の前にないから
- お悩みが良い方向になるよう願いを込めて
以上です。参考になれば幸いです。
南無妙法蓮華経
関連記事



資格:日蓮宗僧侶・霊断師
資格:最上稲荷修法師・霊断師








