【日蓮宗の教え】除霊をご希望の方へ|五段の邪気と九識霊断法に基づく「お祓い」
「最近ついていない」「体調が優れない」「家族に不調が続く」——そんな時、霊的な影響を心配される方が増えています。この記事では、霊的な不調に悩まれている方へ向けて、日蓮宗の教えに基づいた正しい除霊の考え方と、五段の邪気の違いをわかりやすく解説します。
「何を信じればいいのか分からない」「怖い話が苦手」という方でも安心して読める内容です。
除霊をご希望の方へ
一心寺にご相談に尋ねる方々がご依頼されることの一つに、「除霊してほしい」とのご希望があります。霊的な現象などでお困りだから、除霊を望んでいるわけです。そのため、一心寺では日蓮宗の教えに基づいたお祓い(お清め・ご法楽)、もしくは先祖供養の「お施餓鬼(おせがき)」によって対応いたします。
「霊に取り憑かれた」のには原因があります。その原因を尋ねていくと、ご先祖さまや神様たちへの尊敬がなかったり、大切にすべき神仏を忘れてしまったりなど、知らず知らずのうちに粗末にしていることがほとんどなのです。
日蓮宗では「法華経・お題目」が正しい教えであり、正しい祈りによって即身成仏すると伝えられてます。迷っている自分たちも含めて、ご先祖さまや神様たちも法華経・お題目の祈りによって救われるよう、一心寺では供養とご祈願を行ってますので、お困りでしたら、どうぞご相談においでください。
ということで、今回は除霊について、特に「五段の邪気」について詳しくご紹介して参りたいと思います。
※(内容が怖いので、すべてかわいいイラストにしてます)
この記事を書いた人:住職さん(ご相談担当)
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目次
霊的な災いのサイン:病院で異常がない不調や不運が続く原因は?
除霊した方がいいと思うきっかけになることが必ずあります。
例えば…
- 不眠になる
- 倦怠感が続く
- 体が重だるい
- 気持ちが落ち込む
- 肩こりや頭痛、耳鳴り
など、さまざまな体調不良があるにも関わらず、病院で精密検査をしても異常が見られないという方が、「もしかすると、何かの霊にでも取り憑かれたのでは?」と疑います。
また、体調不良だけがきっかけでは無いはずで、
- 仕事の不調
- 家庭の不和
- 事故が立て続けに起こる
- 引越しや新築してからトラブルが続く
などの、一言で言ってしまえば、「運が悪い」状態に陥っていることが、霊的な何かに脅かされているのではと考えるきっかけになっているのです。
【日蓮宗の専門解説】霊的な災いの種類「五段の邪気」とは?
日蓮宗では修法というご祈祷があります。ご祈祷ができるお坊さんのことを「修法師」と言いますが、厳しい100日の大荒行を修了したお坊さんが修法師として認められます。
100日の修行期間中に行われる修行の中に、自らの邪気を清める修行があります。修行が足りないお坊さん自身にも、やはり邪気があるので、まずは自分を清めないと、ご祈祷のできるお坊さんとして認められないわけですね。
その邪気には大きく分けて5種類あり、それを「五段の邪気」と呼ばれています。
五段の邪気(ごだんのじゃき)
- 生霊(いきりょう)
- 死霊(しりょう)
- 野狐(やこ)
- 疫神(やくじん)
- 呪詛(じゅそ)
このように、五つの邪気がありますので、それぞれ説明します。
生霊(いきりょう)
生霊とは生きている人の恨みや妬み、怨念のことです。人間関係のもつれや、仕事関係でのトラブル、逆恨みなど、人に恨まれる念のことです。
死霊(しりょう)
死霊とは、亡くなった後に生前の悔やまれる想いが残っていると、生きている人に頼って害をなす念のことです。
野狐(やこ)
野狐とは動物霊のことです。これらの霊魂が人を悩ましたり、惑わします。人の言葉を素直に聞くことができなかったり、乱暴な素行になったりするのが特徴です。
疫神(やくじん)
疫神とは、大切にされていない神様が、害をなすものです。守護をしていた神さまが堕ちて、疫病神になってしまった神様のことを言います。
呪詛(じゅそ)
お経を読んだり、秘密の術を使って、人を呪うことを言います。悪い鬼や邪神をお祀りして、人を呪い続けることです。例えば、わら人形などがよく知られる呪いの一つです。
除霊の前に:九識霊断法で体調不良や邪気の真の原因を正確に特定
このような五段の邪気によって自身の生活が脅かされている場合があります。
何もかも邪気によって災いが来ているのかというと、全てに当てはまることではありません。
例えば、隠れた病気がある場合や、本人自身の生活の仕方などにもよるので、まずはご相談をしてください。
日蓮宗に伝わる「九識霊断法」にて、真相を伺います。
例えば、体調不良だった場合、体調がどのようなことになっているのかを、過去、現在、未来にわたってお示しいただきます。
九識霊断法でわかることは、
- 今までの体調がどのようなものだったか これからの体調がどのように進んでいくのか
- これまで体調に対してどんな努力や対応をしてきたのか 精神力や体力は十分にあるのか
- 医療効果はあったのか これからの治療がどうなっていくのか
- 神仏のご加護がこれまであったのか それとも災いがあるのか 神仏に対する祈りや尊敬はどの程度行っていたのか
- このままにしておいたらどうなってしまうのか どうすべきなのか
このようなことが的確に示されます。
体調不良に対するなすべき努力や、行った方が良い医療行為などのご指導いたします。もし、神仏による災いがあった場合は、開運の倶生霊神符という毎月取り替えるお守りを授与して、ご供養やご祈祷(お祓い)などを行います。(倶生霊神符はどんな願いでも叶うように身につけるものですので、災いがなくても身につけることをお勧めしてます)
最後に|自己判断は危険かも?だから一心寺で見てもらいましょう
ということで、人それぞれ、いろんな悩みを持っています。邪気も5種類あると申しましたが、これはとてもおおまかな分類なんです。
実際にいろんなご相談を伺っていると、霊的なものも千差万別で、さまざまな状況になっていますから、一概に言えません。だからこそ、きちんと九識霊断法で調べてもらうことがとても大事です。勇気がいることだとは思いますが、お寺に来て、合掌し、真剣に南無妙法蓮華経を唱えて、正しい祈り、正しい行い、正しい心の置き方や考え方などを、お示しくださる九識霊断法をお頼りする事が、難しい問題を解決する近道だったります。
まとめ
さて、ここまで見てくださった皆様、もしくは読むのがめんどくさくて、いきなりまとめを見てくださる方々もいらっしゃると思いますが、ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。
長々と説明させていただきましたけど、ざっくりと、箇条書きでまとめます。
- 霊や祟りなどでお困りの方があれば、一心寺でご供養・お祓い致します
- 祟りには、五段の邪気(生霊・死霊・野狐・疫神・呪詛)がある
- 何が原因しているのか、自己判断は危険なので九識霊断法で調べてもらう
- 開運の倶生霊神符を授かって、必要なご供養・お祓いを受ける
以上になります。
ご覧になった皆様が順調になることを心より願っております。
南無妙法蓮華経