上郷の田園を見下ろす「難台山」
※画像は8月中旬ごろ
一心寺へ向かう道を走らせると、正面に見える山が「難台山」(標高 553m)です。
笠間市岩間地区のハイキングコースにも指定されています。
吾国愛宕ハイキングコース(コースマップ・所要時間)
↑笠間市の公式サイトへジャンプします
春には山桜が咲き、秋にはやや紅葉も見られます。
雪が降ることもあり、山が白くお化粧します。
フクジンソウ
熱帯雨林気候原産のフクジンソウ(福神草)です。
お寺の客殿、玄関先で皆さんを出迎えています。
「縁起のいい名前なのでどうぞ」と毎年持ってきてくださる
マメな方がいらっしゃいます。いつもありがとうございます。
ショウガのような根っこから、春先に植えて夏には
2m近く伸びていき、10月ぐらいまで花も次々咲きます。
熱帯雨林の草なので、越冬できません。
冬になると、霜が当たらないようにお世話をするそうです。
蓮華の花。茶碗ハス
今年も見事に咲いてくれました。
桃色のハスの花です。
去年のほうがもう少し花が大きく咲きました。
肥料が足りなかったかもしれませんね。
ハスの花は仏さまのみ教えとともに伝来したといわれています。
そして、泥水が濃ければ濃いほど、大輪の花を咲かせます。
泥水が困難や苦境、花が浄土(楽や幸福)をあらわすといいます。
苦難の中に住む人間が、困難な現実と向き合い、
手を合わせて苦しみを乗り越えて、幸福へと導くのが
仏さまの道です。
ハスは汚泥の中でしか咲かせられません。
現実の苦しみから幸福の花を咲かせる。
乗り越える指標となるのが「九識霊断法」なのです。
神秘的な蓮の花を見つめると、現実のものとは
思えない美しさです。
ノウセンカズラ
開き始めですが、ツルが綺麗に伸びて咲きました。
大きな木などにツルを這わして伸びる種類ですが、
そばに大きな木がないため、このように下に向かってます。
たくさん開いてきました。
オレンジ色できれいです。
ハマユウ(浜木綿)
咲きました。ハマユウ。ヒガンバナの仲間らしいです。
宮崎県の県花に指定されているそうです。
次々と花芽が伸びてきて、咲いていきます。
ユリの花に似てますよね。
各種・紫陽花(あじさい)満開
境内のアジサイが、満開になりました。
毎年見事に咲いてくれます。今年(平成28年)は
雨が少なく乾燥気味だったので
アジサイにも悪影響があるのではと心配していましたが、
そんな心配は無用のようでした。
こちらのアジサイは紫とピンクが混ざったような色です。
花びらが大きくて、丸いのが特徴です。
このアジサイは額が4つあり、
それぞれが咲いています。
色は薄いピンク。
濃い青色で花びらもちいさいですが、きれいですね。
このアジサイは花が伸びて下がっています。
色は白。境内には種類も豊富に植えられています。
ナツツバキ(シャラノキ)
ナツツバキが咲いてます。
咲いては落ちていくシャラの純白さに、
心が清められるようです。
紫陽花(あじさい)
額紫陽花(がくあじさい)という種類らしいです。
名前もいろいろあるらしいので、境内に咲く紫陽花は
残念ながら何の種類かわかりません。
参拝者が境内の紫陽花を撮影した画像。紫陽花の中にカタツムリがいました。
蹲踞(つくばい)
堂内に入る前に、手を清めるための蹲踞(つくばい)。
手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからそう呼ばれたとか。
画像から見ることはできないが、「明治○○年信者中」と彫られており、
当時の参拝者の信仰の篤さがうかがえる。